2011年9月23日金曜日

[今日の前池] NYダウが一時527ドル安。CMEも一時8270円。23日の 韓国が5.7%安。上海は下げ渋り

東京株式市場は、9月17日付レポートで「今週から来週にかけ短期的にも再度下落に転じ、中期的にも再度下げが本格化していく」と予想した後、20日より日経225先物オプション10月物プットを買い推奨した通り、22日にかけ日経225が8545円へ下落。そして22日の欧米市場が大幅続落。NYダウは一時527ドル安の1万597ドルへ急落。8月9日に付けた年初来安値1万604ドルを更新しました。終値は391ドル安の1万733ドル。シカゴ日経平均先物も8270円へ下落した後、8375円で終了。原油、金も急落。世界同時株安から全ての資産の売りとなってきました。為替は、ユーロが8カ月ぶりの安値となる独歩安でドル/円はもみあい。76.29円で終了。23日のアジア市場も一段安。オランダ中央銀行総裁が遂にギリシャ破綻の可能性に言及。韓国KOSPI指数が前日比5.7%安でほぼ安値引け。上海総合指数は下げ渋り。現在0.4%安まで回復。

QE1終了(2010年3月)から8ヶ月目にQE2が開始(2010年11月)。バーナンキFRB議長がQE2実施を示唆したのは昨年8月26日でした。QE2終了が今年6月。この日程で計算すると、11月末頃に「来年2月からQE3を実施する」と示唆することになります。その前にリーマンショックに匹敵するような暴落に見舞われた場合は、早目のQE3示唆を余儀なくされるでしょう。

来週9月最終週の全体相場短期予想を始め中期・長期予測、個別材料株などについて詳しくは、先程ネット会員向け「会員制投資戦略」にアップ及びモバイル会員にメールした9月23日付週末レポートをご参照下さい。

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