2011年8月11日木曜日

[今日の前池] UBICとセキュアヴェイルが2日連続S高。不動テトラ、三晃金 、ウエストHDなど復興関連が急伸

本日の東京株式市場は、昨夜のNYダウ519ドル安を受け反落となりましたが、下げ渋り。日経225は8832円まで見ての56.80円安8981.94円で大引けとなりました。

個別では、菅首相退陣の日程がようやく固まってきたことから、復興関連や再生可能エネルギー関連銘柄が一斉に再動意。ネットセキュリティ関連の買い人気も継続。

2158UBICが、4000円高の2万810円S高買い気配で大引け。2日連続S高で年初来高値を更新。7月12日に子会社のPayment
Card Forensicsが国際カードブラン
ド5社で設立した米国PCIセキュリティ基準審議会から日本企業として初めてアジア太平洋地域で活動するペインメントカードの情報漏えい事件のフォレンジック機関として承認されたと発表。これを好感し2日連続S高を交え19日にかけ1万2590円へ急騰した後、21日にかけ9450円へ反落。1万1400円どころから再動意を指摘した22日を1万1470円S高買い気配で大引け。

7月24日付レポートで「急騰再演の可能性秘める」と指摘した通り年初来高値更新。7月31日付レポートで「全体相場に絡み折にふれ短期調整はあろうが、中期的には新値追いが続く可能性秘める」と指摘。同じくセキュリティ関連の3042セキュアヴェイルが8月4日にかけ5日連続S高で7万1000円へ急騰する中、4日にかけ1万7620円へ一段高。新値追いが続いた後、反落。

8月6日付レポートで「法的紛争、訴訟の際に必要な証拠保全などの電子データ収集、分析を行うコンピュタ解析事業。積極推進した米国での知名度向上を活かしアジア企業からの受注拡大中。昨年11月4日安値404円から今年5月9日にかけ1万3490円へ急騰。33倍高を示現した大化け株。全体相場次第で調整が長引く可能性もあるが、セキュアヴェイルに続くセキュリティ関連として・・・の可能性秘める」と指摘。9日にかけ1万1900円まで売られましたが、この日引け後に第2四半期決算の大幅上方修正を発表。

3042セキュアヴェイルも、1万円高の6万1700円S高買い気配で大引け。2日連続S高で引け新値。7月31日付レポートで「7月29日を7000円高の3万7000円S高買い気配で大引け。年初来高値更新。情報セキュリティ業に特化。24時間有人対応の運用監視サービス、統合ログ(使用履歴)管理ソリューションなどを展開。8月5日に発表する第1四半期決算の内容次第で新値追いが続く可能性秘める」と指摘。S高連発で8月11日にかけ7万1000円へ急騰した後、9日にかけ4万300円へ急反落。

8月10日の4万9000円どころより「3857ラックHDは反落ながら、UBICがS高買い気配。ネットセキュリティ関連の買い人気続く。セキュアヴェイルがリバウンドに向かうか注目」と指摘。本日8月11日の前場にいったん「リバウンドに過ぎない」と予想したが、前引け後に「4日から5日にかけて空けた窓を本日の連騰で埋めた。先程とりあえずはリバウンドに過ぎないと予想したが、ここ数日の出来高から判断してUBICとラックHDの値動き次第でネットセキュリティ関連の買い人気が続くようなら、新値更新の可能性も出てこよう」と修正。

1813不動テトラが、165円まであっての34円高163円で大引け。急伸。本日8月11日の前引け後に復興関連として再動意を指摘。

1929日特建設が、108円まであっての17円高106円で大引け。急伸。本日8月11日の前引け後に復興関連として再動意を指摘。

1972三晃金属が、326円まであっての24円高324円で大引け。急伸。本日8月11日の前引け後に復興関連に絡む再生可能エネルギー関連として再動意を指摘。

1407ウエストHDが、1549円まであっての125円高1541円で大引け。急伸。本日8月11日の前引け後に復興関連に絡む再生可能エネルギー関連として再動意を指摘。

2766日本風力開発は、13万9500円まであっての800円高13万600円で大引け。予想に反し伸び悩み。本日8月11日の前引け後に復興関連に絡む再生可能エネルギー関連として再動意を指摘。

5491日本金属が、183円まであっての9円高180円で大引け。5日続伸。8月6日付レポートで「中低位材料株としてマーク」と指摘。本日8月11日の170円台で「もみあい上放れのチャート形成」と指摘。

日経225先物は、8810円まで見ての40円安8980円で大引け。反落。

昨年末からお伝えしてきた2011年相場予測は、「年初高から2月中盤にかけ下落。3月末にかけリバウンド。4月初めから末にかけ下落。5月もみあい。5月後半から7月末にかけ上昇。8月反落から・・・」。予想に反し2月中盤にかけ戻り高値更新が続きましたが、1万890円へ一段高となった2月17日に新規売りと予想。2月19日レポートでも「NYと共に調整に転じると予想され新規売り」と予想した通り24日夜間取引にかけ1万390円へ下落。3月11日大引け間際に発生した東北関東大震災を嫌気して15日にかけ7800円へ暴落。結局、高値から3090円幅の下落に。

3月14日に「本日から明日15日にかけての突っ込みがいったん買い場になると予想されるが、福島の原発が不透明」と指摘。22日にかけ9550円を回復。23日より「暴落からのリバウンド一服」と指摘した通りもみあい。3月26日レポートより「転換点の3月31日前後から再度下落に向かう」と予想。4月1日高値9830円から反落。18日の夜間取引にかけ9380円まで売られましたが、NY高を受け持ち直し。9870円で高値引けとなった4月28日より「4月27日〜5月3日に転換点を迎え、NYと共に下落に転じよう。本日から5月2日にかけ新規売り」と予想。1万40円へ一段高となった5月2日に新規売りと予想。

中期予想「NYと共に5月末にかけ下落が続く」に変更無しと指摘してきた通り23日夜間取引にかけ9380円へ下落。2011年相場予測は、1カ月ずれて2月高値から3月中盤にかけ下落。4月末にかけリバウンド。5月初めから末にかけ下落。6月もみあい。6月後半から上昇。17日夜間取引安値9290円から7月8日にかけ1万200円へ上昇した後、反落から7月22日夜間取引にかけ1万170円へ再上昇。

7月24日付レポートで「米国デフォルト回避を巡るNY市場が焦点。連邦債務上限引き上げの前提として合意を目指していた3兆ドル規模の財政赤字削減が7月22日の段階で決裂したが、23日(日本時間24日未明)より緊急会議を招集。週明け25日のアジア市場が開く前に間に合うようデフォルト回避に向け妥協案を模索している。中期的には1カ月ずれで的中している2011年相場予測の通り6月後半から8月末にかけ相場が強い時間帯にあるが、米政府が8月2日までに連邦債務上限を引き上げられなければデフォルト状態に陥る。米国がデフォルトした場合、急落は免れない。デフォルト回避となれば、NY市場は新値更新もあり得る水準にいるが、それだけに出尽くしとなる可能性もある。2011年相場予測は、ここまで1カ月ずれで的中してきたが、7月末から8月初めを高値に反落する元の2011年相場予測のリズムになる可能性があろう」と指摘。29日夜間取引にかけ9750円へ下落。

7月31日付レポートで「8月2日を迎え米国デフォルト問題を巡るNY市場に結論が出ることに。7月29日取引終了後に米下院で可決された共和党の連邦債務上限引き上げ法案は米上院で否決。民主党が共和党の段階的な債務上限引き上げを受け入れる妥協案を提示。日本時間31日午後2時に同法案の審議を打ち切り採決するための投票を行う予定だったが、これを日本時間8月1日午前2時に延期。予断を許さない状況が続く。中期的には1カ月ずれで的中している2011年相場予測の通り6月後半から相場が強い時間帯にあるが、デフォルトしたら急落は免れない。デフォルト回避となれば、NYは新値更新もあり得る水準にいるが、それだけに出尽くしとなる可能性もある。2011年相場予測は、ここまで1カ月ずれで的中してきたが、7月末にかけ上昇から8月反落となる元の2011年相場予測のリズムになる可能性が出てきた」と指摘。

8月6日付レポートで「今週は、テクニカル的にはいったん反発が予想されるも、NY市場引け後にS&Pが米国債格付けをAAAからAAプラスに一段階引き下げ。米国債が最上級を失うのは史上初。一段安が続くか、リバウンドに転じるか正念場となろう。2011年相場予測は、7月末まで1カ月ずれで的中してきたが、ここにきて7月末にかけ上昇から8月反落となる元の2011年相場予測のリズムになってきた」と指摘。8月9日にかけ8650円へ一段安。

日経225先物が8月9日にかけ8650円へ一段安となるに伴い日経225先物オプション8月物プットが急騰。7月25日より「8月物9000プットと8月物10750コールを両建て買い。もみあった場合は共に投資資金0となるので、投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と予想。

9000プットが、8月9日にかけ420ポイントへ急騰。7月25日夜間取引安値8ポイントから52.5倍高。8月1日安値7ポイントから60倍高。10750コールは、7月25日高値9ポイント、26日高値10ポイントから1ポイントへ急落。紙くずになりましたが、9000プットが50倍高を超え、両建て買いが大成功したと言えるでしょう。

本日8月11日は午後6時まで、明日12日は午前8時30分からお電話によるお問い合わせを受け付けています。

(1)東日本大震災という予期せぬ形ながら、結局は急落に見舞われた後、リバウンドから8月より再び急落となった全体相場の今後の予測

(2)2138クルーズ、6256ニューフレア、3042セキュアヴェイル、2158UBICなどに続く「値幅取り候補株」

(3)「無料銘柄診断」などについて

詳しくは03−5623−5775までお電話下さい。

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