2011年8月16日火曜日

[今日の前池] ルックが年初来高値更新。引け反落もUBICが上場来高値更新。クル ーズ、ニューフレア続伸

本日の東京株式市場は、8月11日に「新たな悪材料や好材料が出ない限り、急落からここ数日間は日替わりで乱高下となったNY市場が今夜辺りから落ち着いた値動きを取り戻すと予想されるが、そうなった場合は・・・」と指摘した通り、NYダウが11日の423ドル高から13日を3日続伸したことから日経225が朝方一時9150円へ上昇した後、値を消し21.02円高の9107.43円で大引け。小幅続伸に止まりました。

8029ルックが、253円まであっての15円高234円で大引け。連騰により年初来高値を更新。5196鬼怒川ゴムの踏み上げ新値追いが続く中、7月27日にかけ237円へ急騰。新値追いが続いた後、29日にかけ190円へ急反落しましたが、7月31日付レポートで「鬼怒川ゴムに続き、空売りを溜め込みつつ踏み上げ新値追いが続く可能性秘める」と指摘した通り8月2日にかけ229円へ再上昇した後、三角保ち合い形成。全般急落の中、5日を11円高の216円で高値引け。異彩高。

8月6日付レポートで「婦人服中堅。業績回復中。前期黒字転換。2011年12月期最終利益が前期比7.6倍増の3億3000万円予想。予想EPS9.6円。2012年12月期最終利益も前期比66%増の5億5000万円予想。予想EPS16.1円。今期予想PERは22.5倍だが、来期予想PERが13.4倍。7月29日時点で三市場の売残が224万株に減少したのに対し買残は494万株に増加。取組倍率が2.20倍に後退したが、8月8日に発表される中間決算の内容次第で三角保ち合いを上放れ、鬼怒川ゴムに続く中低位材料株本命格として・・・の可能性秘める」と指摘。8日に238円へ一段高。1文新値から9日にかけ182円へ反落となりましたが、8月13日付レポートでも「5491日本金属に続き2段上げに向かうか要注目」と指摘。

6218エンシュウは、引けこそ変わらずの101円と値を消しましたが、一時105円へ一段高。8月13日付けレポートで「今期2.6倍増益予想、予想EPS12.7円。来期50%増益、予想EPS19円。今期予想PER7.5倍、来期予想PER5倍。中低位材料株としてマーク」と指摘。

8090昭光通商が、125円まであっての3円高123円で大引け。8月13日付けレポートで「PBR0.9倍台。中低位材料株としてマーク」と指摘。

6256ニューフレアが、26万6900円まであっての5400円高25万4900円で大引け。続伸。5月12日引け後に発表した好決算を好感し2日連続S高を交え20日にかけ28万800円へ急騰した後、増し担保規制を嫌気して反落しましたが、高値から4日目明けとなった26日寄り付き前より「再上昇となるか注目」と指摘。26日朝方安値21万4400円から切り返し。27日寄り付き前より「続伸となるか注目」と指摘。27万3000円へ急伸。5月28日付レポートで「前期2.9倍増益。今期も2.2倍増益予想。予想PER8.9倍。全体相場の動向を睨みつつ新値追い再開に向かっていく」と予想。6月3日にかけ28万6000円へ一段高。新値更新を果たした後、反落となりましたが、6月4日付、11日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、新値追いが続く」と予想。13日にかけ30万5500円へ一段高。新値追いが続いた後、調整。

7月2日、10日付レポートで「再上昇に向かう」と予想。予想に反し15日にかけ21万5800円へ下落しましたが、7月16日付レポートでも「予想PER7.4倍。割安。再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。21日に25万3500円へ急伸した後、22日前場は反落となりましたが、この日の24万6300円どころでも「23万7200円を安値に切り返し」と指摘した通り後場から切り返し急。25万5000円で高値引け。7月25日付レポートで「再上昇本格化に向かうと予想する。26日に発表する第1四半期決算の内容次第で新値追い再開から・・・の可能性秘める」と指摘した通り26日引け後に大幅上方修正を発表。これを好感し27日にS高交え年初来高値更新。30日に33万6000円へ一段高後、反落から悪地合いに8月9日にかけ21万8000円へ下落。

8月13日付レポートで「2138クルーズに続き再上昇に向かうか要注目。東芝系。半導体製造装置メーカー。電子ビームマスク描画装置で世界トップ。2011年3月期最終利益が前期比2.9倍増の15億7600万円。2012年3月期最終利益を前回予想の35億円から前期比2.8倍増となる45億円予想に。予想EPSも2万9166円から3万7500円に。予想PER6.3倍」と指摘。15日の前場後半に再動意を指摘。

2138クルーズが、14万8700円まであっての1200円高14万4200円で大引け。続伸により戻り高値更新継続。2日連続S高を交え5月12日にかけ11万8800円へ急騰した後、16日にかけ10万1600円へ反落しましたが、17日に「昨日引けにかけ強い値動きを見せた。2012年3月期最終利益が前期比82%増の12億円予想」と指摘。18日寄り付き前より「新値追い再開となるか注目」と指摘。急伸により上場来高値を更新。20日にかけ12万9800円へ上昇した後、調整。6月14日寄り付き前より「続伸となるか注目」と指摘。13万1900円まで買われ上場来高値を更新した後、一服から17日に13万5300円へ一段高。上場来高値を再び更新した後、28日にかけ11万6900円へ反落。

7月2日付レポートで「IT関連の業績急拡大銘柄としてとして再上昇に向かう」と予想した通り再上昇。7月10日付レポートで「青天再開に向かう可能性秘める」と指摘。11日に上場来高値更新。14日にかけ14万7000円へ一段高した後、反落となりましたが、13万8900円どころから再動意を指摘した22日を14万1800円で高値引け。7月25日付レポートで指摘した通り26日にかけ15万4900円へ一段高。上場来高値を再び更新した後、調整。悪地合いに8月9日にかけ11万5000円まで売られましたが、2158UBIC、3042セキュアヴェイル、3857ラックHDなどネットセキュリティ関連がS高連発で急騰する中、再上昇。

8月13日付レポートで「携帯電話向け課金制コンテンツとソーシャルゲームを2本柱に業績拡大中。最高益更新中。2012年3月期最終利益が前期比82%増の12億円予想。予想EPS9479円。2013年3月期最終利益も前期比33%増の16億円予想。予想EPS1万2639円。今期予想PER14.5倍。来期予想PER10.9倍。全体相場の動向に左右されようが、IT関連の業績急拡大・最高益更新銘柄として・・・の可能性秘める」と指摘。

3042セキュアヴェイルは、引けこそ6200円安の5万7800円と反落ながら一時6万7200円へ上昇。7月31日付レポートで「7月29日を7000円高の3万7000円S高買い気配で大引け。年初来高値更新。情報セキュリティ業に特化。24時間有人対応の運用監視サービス、統合ログ(使用履歴)管理ソリューションなどを展開。8月5日に発表する第1四半期決算の内容次第で新値追いが続く可能性秘める」と指摘。S高連発で8月11日にかけ7万1000円へ急騰した後、9日にかけ4万300円へ急反落。

8月10日の4万9000円どころより「3857ラックHDは反落ながら、UBICがS高買い気配。ネットセキュリティ関連の買い人気続く。セキュアヴェイルがリバウンドに向かうか注目」と指摘。8月11日の前場にいったん「リバウンドに過ぎない」と予想しましたが、前引け後に「4日から5日にかけて空けた窓を本日の連騰で埋めた。先程とりあえずはリバウンドに過ぎないと予想したが、ここ数日の出来高から判断してUBICとラックHDの値動き次第でネットセキュリティ関連の買い人気が続くようなら、新値更新の可能性も出てこよう」と修正。12日に一時3日連続S高となる7万1700円へ一段高。年初来高値を更新した後、急反落となりましたが、15日に再びS高。

2158UBICも、引けこそ350円安の2万3550円と反落ながら一時2万6000円へ一段高。年初来高値と共に上場来高値も更新。7月12日に子会社のPayment
Card Forensicsが国
際カードブランド5社で設立した米国PCIセキュリティ基準審議会から日本企業として初めてアジア太平洋地域で活動するペインメントカードの情報漏えい事件のフォレンジック機関として承認されたと発表。これを好感し2日連続S高を交え19日にかけ1万2590円へ急騰した後、21日にかけ9450円へ反落。1万1400円どころから再動意を指摘した22日を1万1470円S高買い気配で大引け。

7月24日付レポートで「急騰再演の可能性秘める」と指摘した通り年初来高値更新。7月31日付レポートで「全体相場に絡み折にふれ短期調整はあろうが、中期的には新値追いが続く可能性秘める」と指摘。同じくセキュリティ関連の3042セキュアヴェイルが8月4日にかけ5日連続S高で7万1000円へ急騰する中、4日にかけ1万7620円へ一段高。新値追いが続いた後、反落。

8月6日付レポートで「法的紛争、訴訟の際に必要な証拠保全などの電子データ収集、分析を行うコンピュタ解析事業。積極推進した米国での知名度向上を活かしアジア企業からの受注拡大中。昨年11月4日安値404円から今年5月9日にかけ1万3490円へ急騰。33倍高を示現した大化け株。全体相場次第で調整が長引く可能性もあるが、セキュアヴェイルに続くセキュリティ関連として・・・の可能性秘める」と指摘。9日にかけ1万1900円まで売られましたが、この日引け後に第2四半期決算の大幅上方修正を発表。これを好感し2日連続S高を交え12日にかけ2万4460円へ急騰した後、いったん値を消しましたが、15日に再び急伸。

日経225先物が、9150円まであっての10円高9070円で大引け。小幅続伸。

昨年末からお伝えしてきた2011年相場予測は、「年初高から2月中盤にかけ下落。3月末にかけリバウンド。4月初めから末にかけ下落。5月もみあい。5月後半から7月末にかけ上昇。8月反落から・・・」。予想に反し2月中盤にかけ戻り高値更新が続きましたが、1万890円へ一段高となった2月17日に新規売りと予想。2月19日レポートでも「NYと共に調整に転じると予想され新規売り」と予想した通り24日夜間取引にかけ1万390円へ下落。3月11日大引け間際に発生した東北関東大震災を嫌気して15日にかけ7800円へ暴落。結局、高値から3090円幅の下落に。

3月14日に「本日から明日15日にかけての突っ込みがいったん買い場になると予想されるが、福島の原発が不透明」と指摘。22日にかけ9550円を回復。23日より「暴落からのリバウンド一服」と指摘した通りもみあい。3月26日レポートより「転換点の3月31日前後から再度下落に向かう」と予想。4月1日高値9830円から反落。18日の夜間取引にかけ9380円まで売られましたが、NY高を受け持ち直し。9870円で高値引けとなった4月28日より「4月27日〜5月3日に転換点を迎え、NYと共に下落に転じよう。本日から5月2日にかけ新規売り」と予想。1万40円へ一段高となった5月2日に新規売りと予想。

中期予想「NYと共に5月末にかけ下落が続く」に変更無しと指摘してきた通り23日夜間取引にかけ9380円へ下落。2011年相場予測は、1カ月ずれて2月高値から3月中盤にかけ下落。4月末にかけリバウンド。5月初めから末にかけ下落。6月もみあい。6月後半から上昇。17日夜間取引安値9290円から7月8日にかけ1万200円へ上昇した後、反落から7月22日夜間取引にかけ1万170円へ再上昇。

7月24日付レポートで「米国デフォルト回避を巡るNY市場が焦点。連邦債務上限引き上げの前提として合意を目指していた3兆ドル規模の財政赤字削減が7月22日の段階で決裂したが、23日(日本時間24日未明)より緊急会議を招集。週明け25日のアジア市場が開く前に間に合うようデフォルト回避に向け妥協案を模索している。中期的には1カ月ずれで的中している2011年相場予測の通り6月後半から8月末にかけ相場が強い時間帯にあるが、米政府が8月2日までに連邦債務上限を引き上げられなければデフォルト状態に陥る。米国がデフォルトした場合、急落は免れない。デフォルト回避となれば、NY市場は新値更新もあり得る水準にいるが、それだけに出尽くしとなる可能性もある。2011年相場予測は、ここまで1カ月ずれで的中してきたが、7月末から8月初めを高値に反落する元の2011年相場予測のリズムになる可能性があろう」と指摘。29日夜間取引にかけ9750円へ下落。

7月31日付レポートで「8月2日を迎え米国デフォルト問題を巡るNY市場に結論が出ることに。7月29日取引終了後に米下院で可決された共和党の連邦債務上限引き上げ法案は米上院で否決。民主党が共和党の段階的な債務上限引き上げを受け入れる妥協案を提示。日本時間31日午後2時に同法案の審議を打ち切り採決するための投票を行う予定だったが、これを日本時間8月1日午前2時に延期。予断を許さない状況が続く。中期的には1カ月ずれで的中している2011年相場予測の通り6月後半から相場が強い時間帯にあるが、デフォルトしたら急落は免れない。デフォルト回避となれば、NYは新値更新もあり得る水準にいるが、それだけに出尽くしとなる可能性もある。2011年相場予測は、ここまで1カ月ずれで的中してきたが、7月末にかけ上昇から8月反落となる元の2011年相場予測のリズムになる可能性が出てきた」と指摘。

8月6日付レポートで「今週は、テクニカル的にはいったん反発が予想されるも、NY市場引け後にS&Pが米国債格付けをAAAからAAプラスに一段階引き下げ。米国債が最上級を失うのは史上初。一段安が続くか、リバウンドに転じるか正念場となろう。2011年相場予測は、7月末まで1カ月ずれで的中してきたが、ここにきて7月末にかけ上昇から8月反落となる元の2011年相場予測のリズムになってきた」と指摘。8月9日にかけ8650円へ一段安。

8月11日に「新たな悪材料や好材料が出ない限り、急落からここ数日間は日替わりで乱高下となったNY市場が今夜辺りから落ち着いた値動きを取り戻すと予想されるが、そうなった場合は・・・」と指摘した通り、NYダウが11日の423ドル高から13日を3日続伸となったことから、本日16日にかけ9150円を回復。

日経225先物が8月9日にかけ8650円へ一段安となるに伴い日経225先物オプション8月物プットが急騰。7月25日より「8月物9000プットと8月物10750コールを両建て買い。もみあった場合は共に投資資金0となるので、投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と予想。

9000プットが、8月9日にかけ420ポイントへ急騰。7月25日夜間取引安値8ポイントから52.5倍高。8月1日安値7ポイントから60倍高。10750コールは、7月25日高値9ポイント、26日高値10ポイントから1ポイントへ急落。紙くずになりましたが、9000プットが50倍高を超え、両建て買いが大成功したと言えるでしょう。

本日8月16日は午後6時まで、明日17日は午前8時30分からお電話によるお問い合わせを受け付けています。

(1)東日本大震災という予期せぬ形ながら、結局は急落に見舞われた後、リバウンドから8月より再び急落となった全体相場の今後の予測

(2)2138クルーズ、6256ニューフレア、3042セキュアヴェイル、2158UBIC、8029ルックなどに続く「値幅取り候補株」

(3)「無料銘柄診断」などについて

詳しくは03−5623−5775までお電話下さい。

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