2011年11月5日土曜日

[今日の前池] ギリシャのパパンドレウ内閣信任案は可決されたが、イタリアがIMF 監視下に。個別材料株に期待

東京株式市場は、政府・日銀によるドル買い円売り介入により円が一時79円台へ急落したこと好感し、日経225が10月31日に9152円へ上昇。5日安値8343円からの戻り高値更新が続き、9月1日高値を更新した後、10月30日付レポートで「今週は、11月1日〜2日に米FOMCが開催。2日に会見するバーナンキFRB議長がQE3実施の可能性に言及するか注目されるが、転換点10月24日〜11月4日を迎え、再度下落に転じる」と予想した通り11月2日にかけ8640円へ3日連続安。ギリシャのパパンドレウ首相がEU首脳会議で合意した支援策受け入れの是非を問う国民投票を実施すると表明したことを嫌気しました。パパンドレウ首相の国民投票実施撤回を好感し4日は反発。
11月4日のNY市場は、10月雇用統計や、G20が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)への資金拠出確約に至らなかったことを嫌気してNYダウが一時194ドル安となった後、パパンドレウ内閣の信任投票による連立政権誕生への期待感から引けにかけ戻し61ドル安で終了。シカゴ日経平均先物は8735円。ドル/円は78.21円。原油が94.26ドル。金が1756.1ドルで終了。パパンドレウ内閣に対する信任案は5日に可決。ギリシャの解散・総選挙は回避されましたが、イタリアがIMFの監視下に。

今週は、転換点10月24日〜11月4日を経て、欧米市場と共に・・・と予想します。引き続き全体相場については・・・しない限り、昨年末からお伝えしてきた2011年相場予測の「年末にかけ・・・」に変更無し。つまり、・・・。現時点で・・・に予想される・・・が来るまでは、引き続き・・・を売買しながら、個別材料株相場に期待。2158UBICに続き3857ラックHDが青天相場を上場来高値更新継続。ITセキュリティ関連の買い人気が続く中、1919エスバイエル、4406新日本理化が新値追い。中低位材料株もヒートアップ。

今週11月第2週の全体相場短期予想を始め中期・長期予測、個別材料株などについて詳しくは先程、ネット会員向け「会員制投資戦略」にアップ及びモバイル会員にメールした11月5日付週末レポートをご参照下さい。

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