2011年8月8日月曜日

[今日の前池] 日経225先物オプション8月物9000プットが20倍 高超え。引け急反落もルックが新値更新

本日の東京株式市場は、日経225が9057円まで見ての202.32円安9097.56円で大引け。続落により一段安。先週末8月5日のNY市場はECBによるイタリア、スペイン国債買い入れ期待に引けにかけ切り返しましたが、NY引け後にS&Pが米国債格付けを「AAA」から「AAプラス」に一段階引き下げ。米国債が最上級を失うのは史上初となることから、これを嫌気した格好。韓国市場は一時6%安を超える急落に見舞われました。

日経225先物が9050円へ一段安となるに伴い日経225先物オプション8月物プットが大化け。7月25日より「8月物9000プットと8月物10750コールを両建て買い。もみあった場合は共に投資資金0となるので、投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と予想。

9000プットが、一時170ポイントへ急騰。7月25日夜間取引安値8ポイントから21.2倍高。8月1日安値7ポイントから24.2倍高。10750コールは、7月25日高値9ポイント、26日高値10ポイントから1ポイントへ急落。紙くずになりましたが、9000プットが20倍高を超え、両建て買いが大成功。

個別では、ネットセキュリティ関連の3857ラックHDがS高。本日から取引が開始された米先物の買い人気を受け9305ヤマタネが急伸。

8029ルックは、引けこそ26円安の190円と急反落ながら一時238円へ一段高。1文ながら年初来高値を更新。5196鬼怒川ゴムの踏み上げ新値追いが続く中、7月27日にかけ237円へ急騰。新値追いが続いた後、29日にかけ190円へ急反落しましたが、7月31日付レポートで「鬼怒川ゴムに続き、空売りを溜め込みつつ踏み上げ新値追いが続く可能性秘める」と指摘した通り8月2日にかけ229円へ再上昇した後、三角保ち合い形成。全般急落の中、5日を11円高の216円で高値引け。異彩高。

8月6日付レポートで「婦人服中堅。業績回復中。前期黒字転換。2011年12月期最終利益が前期比7.6倍増の3億3000万円予想。予想EPS9.6円。2012年12月期最終利益も前期比66%増の5億5000万円予想。予想EPS16.1円。今期予想PERは22.5倍だが、来期予想PERが13.4倍。7月29日時点で三市場の売残が224万株に減少したのに対し買残は494万株に増加。取組倍率が2.20倍に後退したが、8月8日に発表される中間決算の内容次第で三角保ち合いを上放れ、鬼怒川ゴムに続く中低位材料株本命格として、新値追い再開に向かう可能性秘める」と指摘。

日経225先物は、9050円まで見ての160円安9120円で大引け。続落により一段安。

昨年末からお伝えしてきた2011年相場予測は、「年初高から2月中盤にかけ下落。3月末にかけリバウンド。4月初めから末にかけ下落。5月もみあい。5月後半から7月末にかけ上昇。8月反落から・・・」。予想に反し2月中盤にかけ戻り高値更新が続きましたが、1万890円へ一段高となった2月17日に新規売りと予想。2月19日レポートでも「NYと共に調整に転じると予想され新規売り」と予想した通り24日夜間取引にかけ1万390円へ下落。3月11日大引け間際に発生した東北関東大震災を嫌気して15日にかけ7800円へ暴落。結局、高値から3090円幅の下落に。

3月14日に「本日から明日15日にかけての突っ込みがいったん買い場になると予想されるが、福島の原発が不透明」と指摘。22日にかけ9550円を回復。23日より「暴落からのリバウンド一服」と指摘した通りもみあい。3月26日レポートより「転換点の3月31日前後から再度下落に向かう」と予想。4月1日高値9830円から反落。18日の夜間取引にかけ9380円まで売られましたが、NY高を受け持ち直し。9870円で高値引けとなった4月28日より「4月27日〜5月3日に転換点を迎え、NYと共に下落に転じよう。本日から5月2日にかけ新規売り」と予想。1万40円へ一段高となった5月2日に新規売りと予想。

中期予想「NYと共に5月末にかけ下落が続く」に変更無しと指摘してきた通り23日夜間取引にかけ9380円へ下落。2011年相場予測は、1カ月ずれて2月高値から3月中盤にかけ下落。4月末にかけリバウンド。5月初めから末にかけ下落。6月もみあい。6月後半から上昇。17日夜間取引安値9290円から7月8日にかけ1万200円へ上昇した後、反落から7月22日夜間取引にかけ1万170円へ再上昇。

7月24日付レポートで「米国デフォルト回避を巡るNY市場が焦点。連邦債務上限引き上げの前提として合意を目指していた3兆ドル規模の財政赤字削減が7月22日の段階で決裂したが、23日(日本時間24日未明)より緊急会議を招集。週明け25日のアジア市場が開く前に間に合うようデフォルト回避に向け妥協案を模索している。中期的には1カ月ずれで的中している2011年相場予測の通り6月後半から8月末にかけ相場が強い時間帯にあるが、米政府が8月2日までに連邦債務上限を引き上げられなければデフォルト状態に陥る。米国がデフォルトした場合、急落は免れない。デフォルト回避となれば、NY市場は新値更新もあり得る水準にいるが、それだけに出尽くしとなる可能性もある。2011年相場予測は、ここまで1カ月ずれで的中してきたが、7月末から8月初めを高値に反落する元の2011年相場予測のリズムになる可能性があろう」と指摘。29日夜間取引にかけ9750円へ下落。

7月31日付レポートで「8月2日を迎え米国デフォルト問題を巡るNY市場に結論が出ることに。7月29日取引終了後に米下院で可決された共和党の連邦債務上限引き上げ法案は米上院で否決。民主党が共和党の段階的な債務上限引き上げを受け入れる妥協案を提示。日本時間31日午後2時に同法案の審議を打ち切り採決するための投票を行う予定だったが、これを日本時間8月1日午前2時に延期。予断を許さない状況が続く。中期的には1カ月ずれで的中している2011年相場予測の通り6月後半から相場が強い時間帯にあるが、デフォルトしたら急落は免れない。デフォルト回避となれば、NYは新値更新もあり得る水準にいるが、それだけに出尽くしとなる可能性もある。2011年相場予測は、ここまで1カ月ずれで的中してきたが、7月末にかけ上昇から8月反落となる元の2011年相場予測のリズムになる可能性が出てきた」と指摘。本日8月8日にかけ9050円へ一段安。

本日8月8日は午後6時まで、明日9日は午前8時30分からお電話によるお問い合わせを受け付けています。

(1)昨年11月6日付レポートより再上昇を予想して以来、「・・・が続く可能性を秘める」と指摘してきた通り青天相場を上場来高値更新が続き年明け1月4日高値7450円で昨年11月5日安値1287円から5.7倍高、昨年10月4日安値580円から12.8倍高の3859シナジー、

昨年10月9日付・16日付・24日付レポートより「・・・に向かう可能性を秘める」と指摘してきた通り昨年来高値更新が続き年明け1月13日高値2万7300円で昨年10月14日安値7800円から3.5倍高の6670MCJ、

昨年11月27日付・12月4日付レポートより「中国始め新興国関連大穴株として3円以下は押し目買い」と予想してきた通り年明け1月18日にかけ11円へ3.6倍高の8107キムラタン、

昨年10月21日寄り付き684円から阪大の心筋症再生医療関連本命格として買いと予想し1月28日にかけ2190円へ3.2倍高の7776セルシード、

昨年9月30日の130円台で押し目買いと予想し2月7日にかけ585円へ4.3倍高の5216倉元製作所、

などに続く「値幅取り候補株」

(2)東日本大震災という予期せぬ形ながら、結局は急落に見舞われた全体相場の今後の予測

(3)「無料銘柄診断」などについて

詳しくは03−5623−5775までお電話下さい。

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