2011年10月1日土曜日

[今日の前池] 9月30日に10月物プットを買い推奨した通り、NYダウが240 ドル安。CMEも8570円

東京株式市場は、9月26日にかけ日経225が8359円へ一段安。東日本大震災による暴落時の3月15日に付けた年初来安値8227円に迫った後、欧米市場の反発を受け9月30日にかけ8756円を回復しましたが、この日の朝方より日経225先物オプション10月物プットを買い推奨した通り、30日のNY市場が大幅安。中国経済のハードランディングリスクや欧州銀行の経営懸念を嫌気してNYダウが240ドル安でほぼ安値引けとなりました。シカゴ日経平均先物も8570円で終了。ドル/円は77.14円。原油が79.2ドル。金が1622.3ドルで終了。

来週10月第1週は、10月3日に開催される非公式ユーロ圏財務相会合、4日のEU経済・財務相会合で欧州金融安定ファシリティー(EFSF)のレバレッジ活用計画が決まらない限り、・・・と予想します。既に9月27日の段階でドイツの経済相が「EFSFのレバレッジ活用計画交渉は打ち切りになった」とコメント。引き続き、昨年末からお伝えしてきた2011年相場予測の「8月反落から9月にかけ三角保ち合い。9月後半から・・・。年末にかけ・・・」に変更無し。バーナンキFRB議長が・・・。

QE1終了(2010年3月)から8カ月目にQE2が開始(2010年11月)。バーナンキFRB議長がQE2実施を示唆したのは昨年8月26日でした。QE2終了が今年6月。この日程で計算しますと、11月末頃に「来年2月からQE3を実施する」と示唆することになります。その前にリーマンショックに匹敵する暴落に見舞われた場合は、早目のQE3示唆を余儀なくされるでしょう。つまり・・・。

来週10月第1週の全体相場短期予想を始め中期・長期予測、個別材料株などについて詳しくは、先程ネット会員向け「会員制投資戦略」にアップ及びモバイル会員にメールした10月1日付週末レポートをご参照下さい。

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