2011年10月8日土曜日

[今日の前池] NY反落。イタリア、スペイン、欧州銀行が相次いで格下げ

東京株式市場は、米英市場の年初来安値更新を嫌気し10月5日にかけ日経225が8343円へ4日続落。9月26日安値を更新し東日本大震災による暴落時の3月15日に付けた年初来安値8227円に迫った後、欧米市場の反発を受け10月7日にかけ8663円を回復しましたが、7日のNY市場がフィッチによるイタリアとスペインの格下げを嫌気し反落。ムーディーズも英国の銀行12行とポルトガルの銀行9行を格下げ。ベルギー国債を格下げ方向で見直し。シカゴ日経平均先物は8600円で終了。ドル/円は76.89円。原油が82.98ドル。金が1635.8ドルで終了。

来週10月第2週は、10月11日のアルコアを皮切りに米国企業の決算発表がスタート。13日にJPモルガン・チェース、グーグルが決算発表。今週は、年初来安値更新が続く上海総合指数、既に8月安値更新の独DAX指数、日経225、NYダウに続き、S&P500、ナスダック、英FT指数も8月に付けた年初来安値を更新した後、いったん反発しましたが、・・・は時間の問題と予想します。引き続き、昨年末からお伝えしてきた2011年相場予測の「8月反落から9月にかけ三角保ち合い。9月後半から三角保ち合い下放れ。年末にかけ・・・」に変更無し。

来週10月第2週の全体相場短期予想を始め中期・長期予測、個別材料株などについて詳しくは、先程ネット会員向け「会員制投資戦略」にアップ及びモバイル会員にメールした10月8日付週末レポートをご参照下さい。

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